伸健のシンケンなう真剣ブログ
査定編
2023.05.17
☆ 地面師に遭遇! ☆
登記簿上の所有者になりすまし、手付金や売買代金を騙し取るのが地面師です。
5年前東京五反田の土地をめぐり、なんと土地代金55億円をだまし取られた詐欺は記憶に新しいです。大手ハウスメーカーの土地事業部のスタッフ担当ら研鑽を積んでいるプロです。そして契約と決済には弁護士も同行しています。
登記事項証明や免許証・パスポートなども偽造し、場合によっては正式な書類等を非合法な手法で入手して提示します。
所有者が遠方に住んでいたり高齢者施設に入所していたりなど、真の所有者と遭遇しづらい物件で、かつ希少性の高い物件が地面師に狙われやすいです。
また相場よりも安く金額を提示して購入を急がせるといった特徴もありますから、「何か怪しい」と思った場合には、あえて時間を置くことが必要かも知れません。
このような詐欺を防止するには、徹底して物件調査を実施することが肝心です。抵当権の設定されていない土地が、書類の偽装数が減るから狙われます。
2020.04.08
☆ 再建築不可の物件 ☆
再建築不可でも売却
売却の対象になります
物件調査をし改めて再建築不可なのかを確認します。理由は一定要件が整う場合、再建築不可に該当しなくなる場合があるからです。
再建築不可~いったい誰が買うの?
建築確認が取得できる、できないは資産価値に大きく影響を及ぼします。建築確認が取得できない=再建築不可という表現になりますが、売却金額の設定を誤らなければニーズはあります。
築後41年が経過して再建築不可、家はボロボロ、
法的な観点・現場観点・建築基準法の観点で問題解決いたします。大丈夫,ご相談ください
2020.03.15
V 囲い込みに注意 V
囲い込み
大手ほど囲い込みをしています。 囲い込みとは、会社の規模の大小を問わず、媒介契約を締結する不動産会社が、他社不動産業者からの購入希望のお客様をシャットアウトしてしまう行為です。売却をする不動産会社が「囲い込み」を行っていないか充分に注意してください。
「責任もって自社のお客様をご紹介します!」や、「安心してご案内できるお客様のみを厳選します!」などの買主様候補の間口を狭める担当者の説明は、「囲い込み」を意識しているシグナルです。
売主様の目的は安心・安全な売却、すなわち「高く買ってくれて、確実に売買代金を支払ってくれる人」です! 媒介契約を急かす営業マン! 不動産会社の中には、お客様と面談する前に媒介契約を結びたがるところもあります。先に契約を結ぶことで無駄を省き、楽をしたいのでしょうか‥。
売却見込み金額の査定には、各種調査をしなければなりません。権利関係・建築に関する制限・給排水等のインフラ関係‥。周辺の取引事例なども大切な調査項目です。
近隣の雰囲気や物件からの眺望、さらには売主様のスケジュールなども加味する必要があり、机上だけではなかなか決まらないのが実情です。またお客様に売却活動の流れや注意点をしっかりとご説明し、ご理解いただくことも重要です。フットワークの重い営業マンでは、決して売る方にとって良い結果は得られません。レインズ登録を直ぐにする会社ですか?
レインズとは、Real Estate Information Network System(不動産流通標準情報システム)の略称で、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピュータ・ネットワーク・システムの名称です。
指定流通機構の会員不動産会社が不動産情報を受け取ったり情報提供を行うシステムで、会員間での情報交換がリアルタイムで行われています。
媒介契約には、一般媒介、専任媒介、専属専任媒介の三つの様式あり、契約内容は相違します。 専任媒介、専属専任媒介の場合はレインズ登録義務が付されています。登録すれば登録証明書が発行されますので確認してください。