伸健のシンケンなう真剣ブログ
2021.06.16
v 遺品の整理 v
動産の整理のご相談
相続をされた市内の築40年の中古住宅のご売却についてのご相談でした。1年前に相続が発生、ご兄弟との遺産分割協議が整い不動産を取得しました。リフォームして賃貸に出すことも考えましたが、あまりに費用がかさむので売却を決断されました。
進まない遺品の整理ですが、どのようにしたらいいですか?
自分も育ったお住まい、お母様の想い出の品もたくさんあります。休日を利用して片付けているのですが、なかなか整理が進みません。売るには自分達で整理しなければならない。でも、このままではいつになることか、といったご相談です。
5年前にお父様がお亡くなりになり、その後お母様お一人でのお住まいでした。整理整頓、綺麗好きなお母様でしたが、数年前に病気を患い入退院を繰り返し、近年は施設に入所されていたそうです。
ご本人も働き盛りで住まいは東京となると、まとまった休暇が取れません。お母様が大切にされていた物、お分かりですよね。出来る範囲のことだけしてください。後は弊社でお手伝いしますと、ご説明をしました。利用できる物についてはリサイクルします。単に処分をすることはしません。
専門家立会いのもと利用できる物は、動産としてお金を支払い引き取ってもらいます。衣類や生活雑貨については、バザーやフリーマーケットで売る施設や団体に寄付をします。そして動産としての価値のない物、寄付できない物は、処分します。
お母様が大切にされていた品々を、できる限り利用していただくようにします。
物が溢れる時代ですが、むやみに処分するような行為は致しません。そのようにすることがお母様が大切されていた物への礼儀と考えています。
地域の施設や団体と連携し、遺品の整理についてお手伝いをさせていただきます。